

革靴の染め替え手順~スエードレザー編
皆様、閲覧頂きましてありがとうございます。 今回はCalzolai Italianiの商品を使用したスエード靴の染め替え方法についてご説明させて頂きます。 Calzolai Italianiってなんぞや?って方は是非商品ページをご覧下さいね。 今回ご説明する染め替えはスエードなどの起毛皮革です。 …え!?スエードって染められるの😰!? どうせガチガチに固まるんじゃないの😤? そうお思いになる方も少なくないでしょう。 …安心して下さい!綺麗に染まりますよ🥳 下記写真は試しに染めた靴になります。 いかがでしょうか? こちらは全て一発染めになります。 起毛感が失われていない、むしろ毛質が蘇っている位に状態が良くなっておりますよね。 濃い色から薄い色へは基本的に不可能ですが、薄い色から濃い色は基本的に染められますので是非チャレンジしてみて下さい! 起毛皮革を使用した革靴の染色方法 1,脱色 ブラッシングを行い表面の汚れを落とす。 2,染色準備(単色染めの場合) 水やスエードコンディショナーを使用し全体的に満遍なくしめらす。 これは起毛皮革への染料の


革靴の染め替え手順~スムースレザー編
皆様、閲覧頂きましてありがとうございます。 今回はCalzolai Italianiの商品を使用した革靴の染め替え方法についてご説明させて頂きます。 Calzolai Italianiってなんぞや?って方は是非商品ページをご覧下さいね。 今回ご説明する染め替えは、脱色を行った後に染色を行うことを前提とします。 ※ヌメ革やクラストレザーの場合は脱色を行わないケースもあります。この場合、ミケランジェロではなくニュートラルベースで代用する事も可能です。 下記写真は試しに染めた靴になります。 染色を単純化したプロセスは以下の通りです。 脱色→染色→色定着確認後、更なる染色または終了時はレザーケアを行う この単純化したプロセスで最も重要なポイントは「脱色」です。当然ですが、脱色が出来なければ染色は出来ません。逆に脱色が出来れば基本的に染色は可能です。 脱色が出来ない革のほとんどは、「芯通し」と呼ばれる革内部にまで染色が行われているものです。脱色は革の表層近くの染料を取りだすという工程上、内部にまで及んだ染色を取り除くことは出来ません。 逆に「丘染め」と呼ば